~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
最近、補助金に関する情報を提供するセミナーの講師を何度か担当させていただきました。そこで、本日は現在公募中の補助金に関する情報をお届けいたします。
1.小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、商工会・商工会議所の支援を受けながら、小規模事業者が販路開拓や業務効率化などを目的に行う取組に対して、費用の一部を補助する制度です。補助額は上限50万円(特例で最大250万円)、補助率は原則2/3です。ホームページ作成、チラシ制作、設備導入などが対象となり、事業の継続と成長を支援します。現在の公募は6月13日が締め切りですが、今年度複数回の公募が予定されています。
2.ものづくり補助金
ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業や小規模事業者が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善を行う際に、設備投資やシステム導入などの費用を支援する制度です。補助上限額は従業員数に応じて750万~2,500万円。補助率は中小企業で1/2、小規模事業者で2/3です。申請には、付加価値額や賃金の増加などを盛り込んだ3~5年の事業計画の策定が必要で、要件未達成の場合は補助金の返還義務が生じることがあります。現在の公募の締め切りは7月25日です。
3.新事業進出促進補助金
新事業進出促進補助金は、中小企業等が既存事業とは異なる新市場や高付加価値事業への進出を支援する制度です。補助上限額は従業員数に応じて2,500万~7,000万円(賃上げ特例適用で最大9,000万円)、補助率は1/2です。対象経費は機械装置、建物費、広告宣伝費など多岐にわたります。申請には、付加価値額の年平均4.0%以上の増加や、賃上げ、ワークライフバランス推進等の要件を満たす3~5年の事業計画が必要です。補助事業期間は交付決定日から14か月以内です。現在の公募の締め切りは7月10日です。
~建設業ニュース~
【建設会社のAI活用について】
中小建設会社においても少しずつAI活用が進んできています。現場管理なら「ANDPAD」、図面・帳票管理には「SPIDERPLUS」、見積作業には「積算AI」などがあります。これらのツールはクラウド型で導入しやすく、業務の効率化や属人化の解消にも効果的です。ご興味がございましたら、上記のツール名で一度検索してみてください!