統計にみるプロジェクトマネジメント

 今日は和歌山大学での講義。前回に続いてエンピリカルソフトウェア工学について。
 その講義のなかで、プロジェクトの特性(開発期間、OS、要員、規模、業種など)と生産性に関する相関分析が行われている。要員が増えると当然プロジェクト全体の生産性は向上する。これは1人あたりの換算ではなくプロジェクト全体の生産性である。もちろんコミュニケーションコストなどを考えると単純に人数倍にはならないのだが・・・
 注目したのが規模と生産性の相関だ。規模が大きくなると開発期間も長くなりプロジェクトチームのコミュニケーション関係も熟してくるため当然生産性は増えるものと考えていたが実はそうでもないという結果であった。お互いの純粋な相関は取れないので規模により大きくなったプロジェクト組織やプロマネの管理能力などの要因は疎外できないのであるが、管理コストが増える分相殺されるのだろうか・・・と考えている。あるいは単純作業の繰り返しではないため、期間による生産性の向上はそう望めないのであろうか。


統計にみるプロジェクトマネジメント” への1件のコメント

  1. なかなか難しいですね。システム開発現場での「人月」という工数の単位が、実態と合っていないこととも関連してるのですか。

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