建設業従事者数がとうとう500万人を割りました

建設業従事者数がとうとう500万人を割りました。

先日、総務省統計局から「労働力調査(基本集計) 平成22年3月分(速報)結果」が掲載されました。建設業は489万人と前年比33万人の減少です。これは全産業でみても最大の減少幅で減少率もトップです。1978年(昭和53年)より500万人を下回ったことがありません。30年前と同規模になったということになります。

建設投資は2010年度は40兆円を切る見込みだということは先日のブログでも記載しました。市場が縮小するなかで企業淘汰が進み従事者が減少するのはある意味しかたがないのかもしれません。しかし他産業に流出した人材が戻ってくることは殆どありません。こうして建設技術者が持つ優れた技術・経験が失われていくのです。

昨日、大阪府内で建設業の勝ち残りをかけてというテーマでセミナーの講師を務めました。私は建設業大好きコンサルタントであり、社会インフラの整備を担う建設会社や建設技術者を尊敬しています。微力ながら建設業の発展に尽力していきます。1社でも、1人でも優れた経験・技術が失われるのを防ぎたいものです。


建設業従事者数がとうとう500万人を割りました” への2件のコメント

  1. 僕の知り合いの徳島にある業者さんは、数年前に建設業から「半田手延べそうめん」づくり転業しました。
    事業者として生き残っていくために採った選択とはいえ、今回の統計数値と照らし合わせて考えると、建設業界はショックな状況になってきていることを感じます。
    1社、1人でも優れた技術・技能を失われないためにも、その仕事への誇り・すばらしさ・「面白さ」といった魅力が伝わって浸透していけば良いのですが・・・

  2. おおきに堂さん、コメントありがとうございます。
    建設会社は建設業で生き残る。歴史がある企業であればあるほどその思いは強いと思います。しかし経営者の社員やその家族に対する思いがそれに勝れば形振りかまわず生き残る術を模索する必要があります。
    建設業の魅力を伝える。それはとても大切なことです。国交省もその魅力を外部に発信すべく広報誌を作成したり教育機関に働きかけたり様々な活動をしていますが、何より地域密着の建設会社自身が地域社会に対してその存在をアピールする必要があると確信しています。

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