技術者倫理の世界 (2009-19/100)

技術者倫理の世界 第2版

今度大学で技術者倫理について講義することになったので知識の整理のために購入した本です。技術者倫理といえばコンプライアンス、法令遵守、CSR、製造物責任、内部告発など多くのテーマがありますが、この本は様々な事例を題材にして議論・考察を進めています。また演習問題として議題を提供するなど学校教育はもちろん企業内の技術者倫理教育でも使えるのではないでしょうか。

私はシステム開発会社に勤めていたことがありますが、そこでもこの技術者倫理が話題になることがありました。倫理を蔑ろにしてまで利益を追求すると企業の存在意義自体が危ぶまれると考えています。バグの無いシステムは無いと言われていますが、それは技術者側の言い訳に使われるべきものではありません。利用者側が受け入れるべきリスクとしての言葉です。またそうした意識が「逸脱の正常化」につながり大きな事故につながるものと考えています。

そうしたことを改めて意識するためにもおススメの一冊です。


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