異分野進出もいいが単なる「隣の芝は・・・」では具合が悪い

 ケンプラッツ土木の記事に「異分野へ進出しなければ中小建設会社の明日はない」とある。記事の内容からすると少しタイトルが過激であるように思える。異分野への進出を検討するにあたっての注意点が記載されている。

 異分野進出にあたっての一番大切な心構えは、「どんなに建設業界で実績を積んだ企業でも進出先の業界では後発新米企業である」ということである。今の事業が立ち行かなくなったから他のことをやってみよう!というような考えでは100%失敗する。その進出先の業界でも建設業界と同じように熾烈な競争が行われているのである。そうした中に飛び込むのであるから何らかの優位性が発揮できなければ到底競争には勝てないのである。

 成功事例の情報は事例集を見れば集まるが、失敗事例を集めることは難しい。どういったリスクが潜んでいるのか・・・進出したい業界のそうしたリスクがスラスラと出てこないようでは勉強不足で進出は見送ったほうが良い。また成功事例の研究にあたっては表面上の技術・やり方ではなく、経営者の考え方やそこに行き着いた過程をよく吟味してほしい。単なる真似事で成功するのであれば星の数ほどあるほかの建設会社がすでに真似して成功していると考えるのが自然ではないだろうか。


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