元気つうしん 2019年9月号 Vol. 50

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。いよいよ8月も終わりました。蝉の鳴き声もここ最近はツクツクボウシに変わってきて、少しずつ秋を感じていますがまだまだ暑いですね。皆さん、季節の変わり目、健康には十分お気を付けください。

本日は私が3年前から活動しているカンボジアでのボランティア活動についての宣伝をさせてください。最初に訪れたのは2015年。奨学金で支援している中学生に会いにいってきたのです。他にもたくさんの貧困家庭を訪問し、通学には奨学金だけでなく自転車が必要だと気が付きました。翌年の2016年から協力者を募り、遠い学校に通っているが自転車を買う余裕がない子どもに自転車をプレゼントし、学校には自転車修理ができる自転車クラブを設置する取り組みを行っています。

毎年12月に訪問しているのですが、先日協力者を募るためのクラウドファンディングプロジェクトがスタートしました。「クラウドファンディング」といいますのはインターネットを通じて、日本全国(あるいは世界中)から協力者を募り資金を集める方法です。安田も2016年から毎年実施しており、今年もその時期を迎えた次第です。

プロジェクトの目標金額は120万円。9月末までの期間中に金額が集まらなければ0円になってしまう「オールオアナッシング形式」。期間中は様々なところで情報発信と呼び掛けを行い協力者を集めるのに奔走しております。ご協力者には活動内容を記したサンクスレターや写真。またカンボジア産のコーヒーやスカーフ(現地ではクロマーといいます)をプレゼントしています。

皆さんも是非、プロジェクトページをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/cam-bi2019

~建設業ニュース~

【入札参加資格審査申請の書類統一】

総務省は地方自治体が発注する建設工事を対象に、競争入札参加資格審査を合理化します。自治体ごとに異なる資格審査申請書類の様式の統一化を図り、基本的な書類の種類や記述項目の内容を全自治体で揃えることにしています。本年度中に標準書式の案を作り、早期に合理化への対応を進めていきます。複数の自治体にて入札に参加している建設会社にとって、自治体工事の受注活動での業務負担の軽減が見込まれます。
現在、2年ごとに行われている競争入札参加資格審査の申請手続きでは、建設会社が申請書類に記述する項目の内容や提出する書類の種類が都道府県や政令市、市町村ごとに異なります。同時期に複数の自治体の審査が集中すると、広い範囲で活動している建設業許可業者にとっては大きな事務負担になっています。

セミナー研修の予定を更新しました

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

今後のセミナー予定をトップページに掲載いたしました。

掲載しておりますセミナーは以下の通りです。

セミナー予定

2019/7/7,21,8/4 18,25,9/8 はちまん創業塾
場所:近江八幡商工会議所,安土町商工会
主催:近江八幡商工会議所,安土町商工会
2019/8/22,23,26,27 財務研修
場所:中小企業大学校 関西校
主催:中小企業大学校
2019/9/20 建設業経営セミナー
場所:岡山市
主催:民間企業様
2019/9/24 働き方改革と建設業の今後について
場所:大阪府泉佐野市
主催:泉佐野商工会議所 建設業部会
2019/10/7,8 11/13 管理者育成研修~決算書の読み方と財務分析の活用法~
場所:福井県敦賀市
主催:中小企業大学校
2019/10/20,27 創業塾
場所:兵庫県豊岡市
主催:豊岡市商工会
2019/10/28 BCPセミナー
場所:兵庫県三田市
主催:三田市商工会
2019/12/3-5 決算書の読み方講座
場所:大阪府大阪市
主催:中小企業大学校関西校(ご案内ページはこちら

元気つうしん 2019年8月号 Vol. 49

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。いよいよ8月に突入し、暑い日が増えていきますが健康には十分お気を付けください。

本日は7月に東京、名古屋、金沢、大阪、福岡、沖縄で行われた建設業経営セミナーについてお話しします。こちらのセミナー、私が以前務めておりました「あさかわシステムズ株式会社」が主宰するセミナーで毎年この時期にお客様への情報提供などを目的に開催されています。今年の私の講演テーマは「働き方改革待ったなし!建設業の働き方プログラムとその取り組み」です。

働き方改革がいよいよ本格化していくなかで、私たちは何をどのように取り組めばいいのでしょうか。企業の成長と発展のためには人材という無限の可能性を秘めた経営資源が不可欠です。建設業就労者数の減少や高齢化に歯止めが効かないなか、そうした外部環境を嘆いているだけでは何も起こりません。働き方改革3本柱である ①長時間労働の是正(週休2日と適正な工期設定)②給与・社会保険(キャリアプランと社会保険・建設業許可制度)③生産性向上(ICT活用と合理化の推進)にしっかり取り組み、5年後、10年後、さらに優れた企業へと成長するヒントを解説してきました。主な内容は以下の10点。

  1. 働き方改革の入り口
  2. 建設業働き方改革加速化プログラム
  3. 建設業界の置かれている状況(外部環境)を確認
  4. 建設産業政策2017
  5. 長時間労働の是正(週休2日と適正な工期設定)適切な工期設定のためのガイドライン等
  6. 生産性向上(ICT活用と合理化の推進)CIM導入等
  7. 給与・社会保険(キャリアプランと社会保険・建設業許可制度)建設キャリアアップシステム等
  8. 人材・モチベーションについて
  9. ビジョンと戦略について
  10. 組織力とコミュニケーションについて

80分でこれらのテーマをすべてお話しするのは詰め込みすぎの感がありますが、何か1つでもヒントを持って帰っていただきたく一生懸命話してまいりました。

 

~建設業ニュース~

【下請の主任技術者配置義務を見直しへ】

国土交通省が下請を対象にした主任技術者の配置義務を見直します。上位下請が1年以上の指導監督的な実務経験を持つ主任技術者を専任配置する場合、下位下請は主任技術者の配置を不要にします。ただし、主任技術者を置かない下位下請はさらなる下請契約(再下請)が禁止されます。これによって重層下請構造の改善につなげていきたい考えです。

元気つうしん 2019年7月号 Vol. 48

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。だんだん暑くなってきましたね。現場だけでなく屋内でも熱中症の危険性がありますので、みなさんどうかご用心ください。ちなみに6月は私にとってセミナー・講演のお仕事の繁忙期です。そう、安全大会のシーズンでもありますのでこの時期は講演する機会がとても多くなるのです。

本日はそれらの中で「決算書の読み方講座」についてお話させていただきます。この講座、中小企業大学校という研修機関にて3日間連続で行われる講座なのです。少しずつ内容をバージョンアップしながら2013年から続いている講座が今年で7年目ということになります。講座の内容は以下の通りです。

a 決算書を読む前に

身近で比較が容易な企業の決算書を題材に、クイズやディスカッションを交え、イラストを使いながら細かい数字にとらわれず視覚的に理解を深め、決算書から企業活動を読み取れる面白さを味わいます。

b 決算書と財務の基礎

決算書を読む上で必ず理解しておきたい事項について学びます。

c 決算書を読む

具体的なモデル決算書を題材に、企業活動の背景を理解しながら、決算書を読み取ります。
1) 損益計算書を読む 2) 貸借対照表を読む 3) キャッシュフロー計算書を読む

d 決算書から読む企業活動のヒント

具体的なモデル決算書を題材に、実際の企業活動との連動をイメージしながら、業種や戦略による財務体質の違いや今後の課題、事業展開に関する意思決定の手がかりについて、ディスカッションを交えながら学びます。

ここで、講座のなかでいつも話す雑談を1つ。それは「経理」という言葉について。最近「会計」、「財務」、「アカウント」、「ファイナンス」といった言葉に押されて劣勢な「経理」なのですが私はこの言葉が大好きです。「経」の字は「経済」や「経営」にも使われている「世代を超えてつないでいく」といった意味があります。「経営」は「世代を超えて社員を守る」ことであり、そのために輝く未来に向けて歩み続けなければなりません。「経理」の「理」は整えるということ。だから未来への歩みの中でつまずいたり転んだりしないように「未来への道」を整える仕事なんです。だから経理の仕事はとても大切!といった話です。

こちらの講座、12月1週目に大阪市内でも開催されます。詳しくはこちらまで。http://www.smrj.go.jp/institute/kansai/training/sme/2019/frr94k0000069qi7.html

 

~建設業ニュース~

【ニュースではありませんが・・・また宣伝させてください!】

2016年から始めていますカンボジア自転車プロジェクトですが、2019年も継続しております。この度新しい案内チラシができましたので同封させて頂きました。ホームページでもご案内しております。昨年の様子なども掲載しておりますので是非ご覧ください。
http://cam-bi.net
カンボジアの子ども達が学校に通い続けられるよう自転車をプレゼントしようというプロジェクトです。是非ご協力ご検討ください。

セミナー研修の予定を更新しました

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

今後のセミナー予定をトップページに掲載いたしました。

新たに追加しましたセミナーは以下の通りです。

2019/7/2 安全大会基調講演「建設業界の勝ち組企業が心がける10個のポイント」
場所:大阪府大阪市
主催:民間企業ご主催
2019/7/3 経営計画及びネット活用
場所:和歌山県和歌山市
主催:和歌山県商工会連合会(支援スタッフ向け集合研修)
2019/7/7,21,8/4 18,25,9/8 はちまん創業塾
場所:近江八幡商工会議所,安土町商工会
主催:近江八幡商工会議所,安土町商工会
2019/7/8,22 経営革新セミナー
場所:兵庫県新温泉町
主催:新温泉町商工会
2019/7/10,12,17,18,19,24 建設業経営セミナー 働き方改革待ったなし!建設業の働き方プログラムとその取り組み
主催:あさかわシステムズ株式会社
場所:大阪(7/10)、金沢(7/12)、愛知(7/17)、沖縄(7/18)、福岡(7/19)、東京(7/24)
2019/8/22,23,26,27 財務研修
場所:中小企業大学校 関西校
主催:中小企業大学校
2019/10/20,27 創業塾
場所:兵庫県豊岡市
主催:豊岡市商工会
2019/10/7,8 11/13 管理者育成研修~決算書の読み方と財務分析の活用法~
場所:福井県敦賀市
主催:中小企業大学校
2019/12/3-5 決算書の読み方講座
場所:大阪府大阪市
主催:中小企業大学校関西校(ご案内ページはこちら

元気つうしん 2019年6月号 Vol. 47

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は「人材獲得に待った無し!人が集まる組織作りと求人活動」の後半です。

3.人が集まる組織作り

求職者が就職先を決める要素は給与待遇、福利厚生、仕事の内容、勤務地など様々ですが、それらを包括して一言で表現すれば「ここに就職して幸せになれるか?」ということになります。「そこで働く人々が皆幸せになれる組織」で働きたいと願っているのです。「幸せ」とは何でしょうか?自分が幸せかどうかは人それぞれの主観で決まります。だから「この職場で働けて幸せに感じているか?」という質問の答えは一人一人に聴いてみないとわからないわけです。この「一人一人」が組織作りのポイントになります。繰り返しますが、その一人一人が仕事を通して幸せになりたいと願っています。そして「幸せ」に対する価値観は皆異なります。「一人一人」に目を向け、「一人一人」の価値観を大切にし、「一人一人」が皆幸せになれるよう取り組んでいく。それが「人が集まる組織作り」の重要なポイントになります。また別の機会にその組織作りの進め方について説明したいと思います。

4.魅力ある組織であることの発信

求職者がエントリー先を選ぶ際にどういった行動を取るのでしょうか。最初に求人情報を確認します。労働条件や福利厚生、勤務地などを確認し、次は・・・殆どの求職者がパソコンやスマートフォンを使いその企業のホームページを見ながら情報収集します。ホームページの無い企業は論外ですが、みなさんの会社のホームページはどうなっているでしょうか。多くの企業ではホームページは顧客向けに作られており、求職者向けには味気ない「採用情報」のページぐらいしかありません。そこに載せられている情報は最初の求人広告などで確認済みなので新たな情報が得られずエントリーするかどうかの悩みは払拭されないのです。女性求職者の例で説明します。前述の通り女性の就業者が増えてきました。それでは皆さんの会社では今後何もしなくても女性の求職者のエントリーが増えていくのでしょうか。答えはノーです。女性求職者は「私が働きやすい環境か?」を判断するためにエントリー前にホームページを見ます。この女性が確認したいのは「私以外に女性の人はいるのか?」「女性にとって働きやすい職場か?」「現場での配慮は?」といった内容です。これらの事項に対し「社内の女性が活躍する姿」「女性社員数や育児休暇等の取得状況」「仮設トイレを始め女性に配慮した現場づくりの取り組み」などを発信していく必要があるでしょう。すなわち、情報発信は採用情報だけでなく前節の求人活動全体ということになります。すなわち、「わが社にくれば、君も幸せになれるよ!」ということを発信するのです。

いかがでしょうか。今回は人材に関する建設業界における状況と求人活動における大切なポイントを説明しました。皆さまが、優れた人材を確保し、全員が幸せになることで企業が発展していくことを願っています。

~建設業ニュース~

【解体工事業の追加に伴う経過措置期間終了について】

解体工事に関して、平成28年6月1日の法施行により、「とび・土工工事業」から分離され、新たに「解体工事業」として新設され、経過措置が設けられていましたが、5月31日で終了となりました。
なお、経過措置期間内に解体工事業に係る許可申請をしたとび・土工工事業者については、経過措置期間の経過後、申請に対する許可又は不許可の処分があるまでの間は、解体工事業に係る許可を受けなくても引き続き当該営業を営むことができます。

セミナー予定を更新しました

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

今後のセミナー予定をトップページに掲載いたしました。

新たに追加しましたセミナーは以下の通りです。

セミナー予定

2019/5/24 建設業界の働き方改革の視線で見た人が集まる組織作り
場所:宮城県松島町
主催:民間企業ご主催(安全大会基調講演)
2019/6/4-6 決算書の読み方講座
場所:新潟県三条市
主催:中小企業大学校三条校(ご案内ページはこちら
2019/6/10,17,24,7/1 創業塾
場所:兵庫県香美町
主催:香美町商工会
2019/6/14 建設業界の働き方改革の視線で見た人が集まる組織作り
場所:広島県広島市
主催:民間企業ご主催(安全大会基調講演)
2019/6/15,22,29,7/6,13 創業塾
場所:京都商工会議所
主催:京都商工会議所
2019/6/18-20 決算書の読み方講座
場所:兵庫県福崎町
主催:中小企業大学校関西校(ご案内ページはこちら
2019/6/21 建設業界の働き方改革の視線で見た人が集まる組織作り
場所:大阪府大阪市
主催:民間企業ご主催(安全大会基調講演)
2019/7/7,21,8/4 18,25,9/8 はちまん創業塾
場所:近江八幡商工会議所,安土町商工会
主催:近江八幡商工会議所,安土町商工会
2019/7/8,22 経営革新セミナー
場所:兵庫県新温泉町
主催:新温泉町商工会
2019/7/10,12,17,18,19,24 建設業経営セミナー タイトル未定
主催:あさかわシステムズ株式会社
場所:大阪(7/10)、金沢(7/12)、愛知(7/17)、沖縄(7/18)、福岡(7/19)、東京(7/24)
2019/8/22,23,26,27 財務研修
場所:中小企業大学校 関西校
主催:中小企業大学校
2019/10/20,27 創業塾
場所:兵庫県豊岡市
主催:豊岡市商工会
2019/12/3-5 決算書の読み方講座
場所:大阪府大阪市
主催:中小企業大学校関西校(ご案内ページはこちら

元気つうしん 2019年5月号 Vol. 46

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今回は2ヵ月に渡って「人材獲得に待った無し!人が集まる組織作りと求人活動」というテーマでお送りいたします。

建設業界における就労者数の減少が止まりません。業界内では高齢化と若年労働者の他業界指向が深刻化しています。しかし企業においては競争力を維持・強化していくために人材獲得は継続的に実施していかなければなりません。「募集してもなかなかエントリーがない・・・」という現状をどう打破し組織作りにつなげていくのがいいのでしょうか。

1.今後益々深刻化する建設業界の人手不足

建設業における就業者数が減少を続けています。総務省の労働力調査では1997年がピークで685万人。それが2016年に最低の492万人まで減少しました。その内訳も深刻で55歳以上が34%。3人に一人の割合です。これだけの数が今後10年で引退し業界を去っていくことになります。若手人材が入ってくればこの減少に対応することも可能ですが、全体の就業者数が減り続けていることから実情は難しい状態であることがわかります。さらに29歳以下が約11%となっています。若手は9人に一人という割合となります。この世代はこれからの10年で企業活動の中心を担うことになります。当然前述の55歳以上のベテランから知識・技能・経験の承継も必要です。そうしなければ建設業全体でそうした無形資産が失われ、日本全体で競争力が失われていくことになっていきます。ちなみに総務省の最新の労働力調査では建設業就業者の数は503万人で前年と比較して5万人増加しました。500万人を超えたのは2015年以来です。特徴的なのは男女別の増減内訳です。男性は1万人減少して421万人となりました。そして女性が6万人増加して82万人となっています。およそ6人に1人が女性ということになります。

2.求人活動と採用活動の違いって?

業界内で慢性的に続く人手不足。そのために皆さんは求人活動に力を入れているでしょう。しかし苦戦を強いられているのではないでしょうか。ここでお伝えしておきたいことが「求人活動と採用活動の違い」です。ハローワークや求人エージェントなどに募集内容を伝え、エントリー面接、採用・・・これらは求人活動ではなく採用活動と呼ばれます。求人活動はもっと広い意味を持っています。それでは、採用活動以外に求人活動に含まれる活動はどういったものがあるのでしょうか。そのキーワードは「人が集まる組織作り」と「そうした組織であることの発信」です。

(次月号に続く)

 

~建設業ニュース~

【国土交通省:社会資本の将来の維持管理・更新費の推計】

政府は建設業法・入札契約適正化法の改正案を閣議決定しました。1994年の改正以来、25年ぶりの抜本的な改正となります。長時間労働につながる短工期での請負契約を禁止したり、工期を含めた見積を提出する努力義務を設けます。また、建設業許可の基準を71年の許可制の導入以来、初めて見直します。社会保険加入を許可要件に追加する他、経営業務管理責任者の配置義務を廃止します。建設業許可の基準では、許可業種での5年以上の経営の経験者の配置を求める経営業務管理責任者(経管)の配置義務を廃止します。その代わり、企業全体で適切な経営管理の責任体制があることを求めます。具体的な要件は改正法成立後に省令で定めます。

元気つうしん 2019年4月号 Vol. 45

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
本日は2月下旬に奈良県の斑鳩町商工会にて講師を務めて参りました「建設業セミナー」についてご紹介いたします。

こちらのセミナーは2回に分けて実施されました。1回目のテーマは販路開拓、2回目のテーマは人材確保です。それぞれチラシに記載されました案内文は以下の通りです。

(1)地域工務店だからこその地域密着型販路開拓の進め方

地域密着工務店はお客様(お施主様)との長いお付き合いから生まれる信頼関係が最も大切です。だからこそ「あなたにお願いしたい!」と名指しでご注文いただけるような関係の構築が必要です。そのポイントは「自分の価値観を伝える事」に有ります。チラシ、インターネットなどツールは色々ありますが、それらをいかにして有効に使うか、そして現場作業の多い人たちでも継続できる方法をお伝えしていきます。

(2)人材不足もこれで脱出!建設業の働き方改革とネット活用

「建設現場に働き方改革なんて無理無理!!!」という声をよく聴きます。しかしその一言が、人材不足という大きな問題の解決を難しくしていることも事実です。「求人しても応募がない」「面接なんて平気ですっぽかす」「初日から出勤せず携帯にも出ない」こんなことはどこでも起こっていること。でも人材不足は深刻です。そろそろ目をそむけずに人材不足という問題に向き合いましょう。そのポイントは「働くことの喜びを伝える」ことです。ネットをうまく活用しながら人が集まる魅力的な組織作りに挑戦していきましょう!

両方のテーマの共通点はお客様・スタッフ、どちらも「人」であり、その方々の立場に立って物事を考えるという観点です。それは思いやりと想像力。私達も、そして相手の方々も共通して「幸せになりたい」と願っています。相手に対して、へりくだって言いなりになるだけではお互いの幸せは実現しません。そこをどう考えていくのか。どう形にしていくのか。2回のセミナーを通して色々と伝えて参りました。

 

~建設業ニュース~

【国土交通省:社会資本の将来の維持管理・更新費の推計】

国土交通省が昨年11月に発表した「社会資本の将来の維持管理・更新費の推計」についてご紹介します。同分析は ①予防保全の考え方によるインフラメンテナンスの実施を基本として、近年の取組の実績や新たな知見等を踏まえ、国土交通省所管分野における今後30年後までの維持管理・更新費を推計。 ②長期的な費用の増加の程度は、20年後、30年後ともに約1.3倍となる見込み。その間、26年後に最大の1.4倍(7.1兆円)となる。また、今後30年間の維持管理・更新費の合計は、176.5~194.6兆円程度となる。 ③ 今後、引き続き、新技術やデータの積極的活用、集約・再編等の取組による効率化を図り、持続的・実効的なインフラメンテナンスの実現を目指す。とあります。維持管理は2040年代前半まで増加し続けるということです。昨今包括一括契約なども増え、維持管理のためのモニタリングと修繕工事を一括発注する動きも出てきています。建設会社として施工だけでなく、そうした点検・モニタリング業務についてもワンストップでサービス提供できる企業が強みを発揮していきそうです。

元気つうしん 2019年3月号 Vol. 44

~事務所だより~

皆さん、こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
先日、兵庫県内の商工会さんにて「職人さんのマナー講習会」の講師を務めて参りました。

開催の主旨はこんな感じです。
『〇〇市商工会建設業部会では、建設現場等で施主さんや近隣住民の方と接する機会が多い職人さんや工事関係者の方に必要とされる基本的なマナーについて、改めて考えていただく講習会を開催します。「この仕事を信頼できるあの人に任せたい。」と言われるような職人さんを目指して・・・
是非ご参加下さい!』

経営相談でもよく伝えるのですが、厳しいこの業界において何で差別化を図るべきか。それは「人」です。「あなたに頼みたい!」の一言を得るためにやるべきことをやる。人間性を磨く。
技術を磨く。色々ありますが、何より大切なのは「思いやり」です。そして相手の気持ちになって、相手の気持ちを害さないために・・・と、ずっと育まれてきたのが「マナー」です。

今回は商工会の建設部会さん向けに研修が行われました。主な内容は以下の通りです。

1. あいさつ
2. 時間厳守
3. 身だしなみ
4. 現場の5S
5. クレーム対応と言葉使い
6. 仕事の進め方など・・・

基本的なことから傾聴や質問力の話まで、90分という短い時間でしたが色々と伝えて参りました。受講頂いた方からは、「こんどうちの協力会でもやってほしい!」や「もっと時間をかけて深い話をききたい!」といった感想をいただきました。

まわりの人たちを思いやる。そんな気持ちがいっぱい込められたマナー。
私も1人の人間として気を付けたいものです。

 

~建設業ニュース~

【建設業への就業者が前年比5万人増加】

総務省が2月1日に発表しました労働力調査(基本集計2018年平均速報値)の結果によりますと、建設業就業者数が503万人と前年に比べて5万人増加したとのことです。就業者数増加は2年連続。そして2015年以来3年ぶりに500万人を上回りました。特徴的なのは男女別の増減内訳です。男性は1万人減少して421万人となりました。そして女性が6万人増加して82万人となっています。およそ6人に1人が女性ということになります。2020年に開催される東京オリンピックにより一時的に建設需要が増えている影響、また、国土交通省や建設企業等による人材確保策の効果が一因となっているのではないかと推測されているようです。大阪でもインバウンド効果によるホテル等の建設が好調ですし、今後は大阪万博に向けた建設投資も増えていくでしょう。「女性が働きやすい職場づくり」が今後重要性を増していくことは確実です。