元気つうしん 2018年10月号 Vol. 39

~事務所だより~

 

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
本日は『建設業受注アップセミナー』の講師を務めてきた様子をレポートいたします。

こちらのセミナーは和歌山県広川町商工会館で開催されました。主催は「広域商工会有田オレンジ協議会」という有田川商工会、広川町商工会、湯浅商工会の3商工会が加わる協議会となっています。内容としては以下の通りです。

建設業における受注UPアプローチの大切なポイントが以下の5つです。

1.     情報発信

客観情報よりも主観情報を中心に発信していくこと。

企業の強み(QCDSSE要素)を明確にし、育て、発信すること。

2.     ターゲット顧客の明確化

顧客セグメンテーション【地域、年齢、性別、職業、関心、
家族構成、趣味、
共感・価値観、悩み・不安、目標、ライフスタイル、
ライフステージ など】

「誰でもウェルカム!」からの脱却と理想的な顧客との出会い

顧客をイメージすると作戦が具体的になる

顧客の3役(利用者、決定者、スポンサー)の理解

3.     目的と手段の理解

顧客の目的はなにか?

顧客の潜在目的、口に出せないような目的は?

事業は目的ではなく手段の1つ

顧客を育てる(未知顧客見込客顧客リピーター)

4.     AIDMAAISAS

ADIMAAISAS

発信手段とSNS活用

5.     地域交流

地域の一員として

地域交流の方法

イベント集客とイベント後のフォロー

これらを2時間という非常に短い時間に凝縮して語ってきました。
地域で活躍する建設会社の皆さんにとって何かヒントになっていたら幸いです。

 

~建設業ニュース~

【解体工事業の許可についてご準備ください!】

平成28年6月1日より「解体工事業」の区分ができました。それより3年は経過措置として「とび・土工工事業」でも解体工事ができますが、いよいよ来年5月31日にてこの経過措置は終了となります。業種追加の申請が完了してから許可通知書が得られるまでの間が1ヶ月。そのため少なくとも4月中旬ごろまでには申請を終えていたいところです。

特に専任技術者について平成27年度までの施工管理技士等の合格者については1年以上の実務経験か登録解体講習が必要です。現時点でもし実務経験が無い場合は「登録解体工事講習」の受講が必要です。現在のところ実施機関は2社。

公益社団法人全国解体工事業団体連合会 https://www.zenkaikouren.or.jp/

一般財団法人全国建設研修センター http://www.jctc.jp/

どちらもホームページに講習予定が掲載されていますので是非チェックしてください。

元気つうしん 2018年9月号 Vol. 38

~事務所だより~

こんにちは!!安田コンサルティングの安田です。

本日は86日に和歌山県の上富田町商工会館にて創業セミナーの講師を務めて参りました様子をレポートいたします。

こちらで創業セミナーの講師を務めるのは2回目です。昨年も9月に講師をさせていただきました。今年は参加人数も40名ほどで盛況。皆さんが創業に興味を持たれていることの表れだと思っています。創業セミナーの講演時間は2時間。とっても短いのですが、お伝えしたいことはたくさんあって、弾丸のようなスピードで色々お話しさせて頂きました。内容は以下の通りです。

    創業ついての構え                                        

    創業計画書について

    創業計画書の中身

    事業コンセプトの明確化

    マーケティングのポイント

    マーケティングの4P

    商品(プロダクト)

    広告宣伝(プロモーション)

    AIDMAストーリーとAISASストーリー

     流通(プレイス)

    価格(プライス)

    資金計画のポイント

    必要資金の検討

    資金調達の検討

    売上をいかに確保するか

    売上計画のポイント

    利益計画のポイント

それで何とか2時間で最後まで突っ走りました。最後は挨拶や質問者の列もできて皆さんの満足度も高かったようで良かったです。

6月から8月の3カ月間、商工会議所さんや商工会さんを通して様々なところで創業支援をさせて頂いております。

「創業を考えることは、これからの人生を考えること」

これはよく創業セミナーの中で話すことです。言い換えると、

「これからどうやって自分らしく生きようか」ということです。

創業を考える皆さんの人生に少しの間だけですが関わる大切な任務。とってもやりがいを感じています!!

~建設業ニュース~

【自転車プロジェクトのクラウドファンディングページがスタート!!】

今回はボランティアで活動しているカンボジア自転車プロジェクトの宣伝をさせてください。

カンボジア自転車プロジェクトですが今年も
実施に向けて皆さんのご協力を募っています。
いよいよ8月20日午前11時からクラウド
ファンディングとして広くご協力者の募集が
始まりました。

募集ページはこちらです。
皆さん、ご協力よろしくお願い致します!!

https://readyfor.jp/projects/cam-bi20

元気つうしん 2018年8月号 Vol. 37

~事務所だより~

みなさん、こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今回は「働き方改革を進める前に知っておきたい3つのポイント!」というテーマの建設業経営セミナーについて記載いたします。

建設業の働き方改革の根底には「若者に明日の建設産業をどう語るのか」という命題が与えられています。人口減少・高齢社会を迎えている日本において建設投資は伸び悩んでいますが震災・豪雨などの災害が多発するなか社会インフラを担う建設業の役割はとても重要です。

そこで、生産性の向上と人材の確保という2面から様々なことが検討されています。生産性の向上ではiConstructionというキーワードがよく聴かれるようになりました。建物の様々な情報をITを使ってモデリングするBIMが何年も前から進展していますが、それを土木分野にも広げようということでCIMという言葉が聴かれるようになり「CIM導入ガイドライン」も出来上がりました。AIIoTなどの技術も活用しながら2025年までに20%の生産性向上を目指しています。

人材の確保は「働き方改革」として、建設業においては休日確保、長時間労働対策、処遇改善などがうたわれています。労働時間短縮は工期の長期化を招くため、工期ダンピングを防ぎ、工期に影響される間接経費などを請負金額にきちんと盛り込めるよう「適切な工期設定等のためのガイドライン」もできています。発注者側、請負側の両方が協力しての取組が必要です。処遇改善には「建設キャリアアップシステム」が注目されています。現場を渡り歩く技術者の経験を見える化するための取組です。今年から運用が開始されました。企業としても対応を進めていきたいところです。

ここまで記載した内容は建設業における外部環境の一部です。そうした状況を打破するためにIT化や働き方改革を進めていくわけですが、留意すべき点がたくさんあります。足元を見れば「求人しても応募がない」「応募があっても面接をすっぽかす」「採用しても初日から来ない」といったことが頻発しています。それを「今どきの・・・」と片付けるのは簡単なこと。でもそれでは何も進展しません。だからこそ企業側でできることを考えなければいけません。そこで、セミナーの後半では「人が集まる組織作り」について説明をしています。

「人が集まる組織作り」に必要なのは成長・達成・仲間の3要素です。それは「人は仕事を通して幸せになる」ために必要な3つです。

成長のためにはチャレンジが必要です。そのような機会を提供し続ける事。
達成のためには夢や目標が必要です。誰しもが執着できる夢を持って共有すること。仲間とは互いを認め尊重し合える人たちのことを言います。そのためには感謝と承認が必要であること。これらの3要素をセミナーの中ではもっと詳細に事例を交えながら説明させて頂きました。

~建設業ニュース~

【建設業の働き方改革についてのリンク】

表側の記事にありました下記3つについて参考になるホームページのリンクをQRコードと共に掲載いたします。どうぞご利用ください。

・   CIM導入ガイドライン http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000037.html  

・   適切な工期設定等のためのガイドライン     http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000156.html

・   建設キャリアアップシステム http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ccus/

元気つうしん 2018年7月号 Vol. 36

~事務所だより~

201807-36  

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

7月になりました。いよいよ夏本番。現場仕事がつらい季節ですが、皆さん熱中症には十分お気を付け下さい。

今月号は山形市の建設会社さんにて講演してきました様子をお知らせします。

講演のテーマは「建設業界の働き方改革の視線で見た人が集まる組織作り」です。

会場は山形市内。東北で広く展開する建設会社さんの山形支社で開催された安全衛生大会の基調講演でした。働き方改革はとても注目されている言葉です。長時間労働の抑制、同一労働同一賃金、高齢者の就業促進。どれも大切なこと。でも実際にはもっと手前でやるべきことがたくさんあります。建設業界は慢性的な人手不足。

「求人しても誰もエントリーしてこない。採用してもすぐ退職する。」

この繰り返しです。では何を変えたらいいのでしょうか?求職者側のせいにしても何も変わりません。できることといえば自らが変わることです。そのためのキーワードが「人が集まる組織作り」です。皆さんはどんな企業だったら働いてみたいですか?

「給料が多い、休みが多い、残業が少ない・・・」

はたしてこれだけでしょうか?

「人間は仕事を通して幸せになれる」

そうだとしたら他にも色々考えることができそうです。そんなヒントをたくさんちりばめた内容でした。人が集まる組織に必要なのは就労環境の向上ももちろんですが、「成長・達成・感謝」の3つの要素が必要です。

成長できる職場。達成感を味わえる取組。そしてお互いを称え感謝しあえる仲間です。できないことができるようになり、大きな仕事を任され、完了と同時に達成感を味わい、まわりの人たちから、「おつかれさま!」や「ありがとう!」と声をかけてもらえる。

1社でも多くの企業が、そんなことを考えられる素敵な企業となり、繁栄し、幸せな人が一人でも増えることを願っています。

~建設業ニュース~

201807-36-2

【国交省が専門工事の企業評価 評価項目案を提示】

国土交通省が専門工事企業の評価項目案を示しました。建設キャリアアップシステムに登録した事業者情報、建設業許可情報を最大限に活用し、客観的・簡易に評価するためのものです。評価項目は、業種共通の「共通項目」、職種ごとの「選択項目」に分かれています。共通項目は下表の通り。

施工能力は「技能者の人数」と「施工実績」で評価します。技能者の人数は、建設キャリアアップシステムを活用した技能者の能力評価と連動し、システム登録した技能者の人数を4段階のレベルごとに表します。自社の技能者数だけでなく、傘下の施工チームを評価対象に加えることで、企業の動員力を評価することも検討するとのことです。

選択項目には、将来的な産業政策の推進に役立つ▽建機の保有状況▽表彰▽労働時間▽給与制度▽休暇制度▽若年者の確保・育成状況▽生産性向上・技術開発▽災害時対応―など16項目を盛り込んでいます。

専門工事企業の評価項目案(共通項目)

基礎情報 建設業許可の有無
建設業の営業年数
社員数
団体加入
施工能力 技能者の人数
施工実績
法令順守・安全衛生 建設業法の法令遵守
労働基準関係法令違反の状況
社会保険加入状況

 

【建設業の事業承継 許可の空白期間解消へ】

国土交通省は、中小建設業が円滑に事業承継できるよう、建設業許可の手続きに特例を設けます。許可業者が吸収合併されるケースでは、合併後に新たに許可を申請しなくてはならず、許可の空白期間が生じます。事前に許可行政庁の認可を受ければ、事業承継の効力発生日に自動的に権利義務を承継できる制度を検討しています。

元気つうしん 2018年6月号 Vol. 35

~事務所だより~

201806-35   写真2018年6月号

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

もう6月。初夏ですね。これからどんどん暑くなってきます。
皆さん熱中症にはお気を付け下さい。
今月号は経営理念について書きたいと思います。経営理念とは「経営する上で、最も大切にしている企業の目的や存在価値」と説明することができます。5月には企業の経営理念を確立するお手伝いをする機会が2回ありました。

1社は数年前に経営理念を成文化し、その目的に向かってまい進してこられました。しかしここ最近になって社内一丸となって追求すべき経営理念が経営者の考えている目的・存在意義とそぐわなくなり見直したいということでした。幹部社員を集めて自社の存在意義を見つめ直し新しい経営理念を成文化されました。私は経営者をはじめ幹部社員の皆さんの意見の引きだし役と会議全体のコーディネートを行いました。以前の経営理念は経営者の方だけで作られたもの。今回は幹部社員の皆さんと一緒になって考えたもの。成文化された経営理念に対する幹部社員からの興味・執着心が高まり、成文化の過程で一体感が強まったように感じました。新しくできた経営理念を社内に貼り出し、新たな一歩を踏み出され、これからも応援していきたいと思います。

そしてもう1つの機会は私が所属している大阪府中小企業家同友会でのお話です。同友会は企業家が集まって経営者として高めあい、人間尊重の考えを大切にしながら良い会社、良い経営環境、そして地域の振興にもつなげていくことを目的とした会です。企業経営の上で大切な経営理念を成文化するための一泊二日のセミナーが開催され、私も一員として参加してきました。「経営理念の成文化」だけに焦点を当てれば参考書もたくさんありますし、インターネットでも参考になる情報がたくさんあります。経営理念を「文章」として考えれば一泊二日も必要ないでしょう。しかし同友会では経営理念を「文章」ではなく「思い」として捉え、さらには経営者の生き様と同義としています。だから経営の目的を考えるのはもちろんのこと、自身の価値観や人生観まで深く内観し、自分を見つめ直し、これからの経営者としての人生をどう歩んでいくのか、経営者としての姿勢を確立することを重要視しています。このセミナーで多くの仲間が経営理念を成文化して新たなスタートを切りました。

これらのように経営理念を大切にする経営を推奨していくうちに、地方の商工会などで「青年部向けの経営理念についての講演をしてもらえないか?」といったご依頼を賜るようになってきました。日本中、さらには世界中で人間尊重の考えのもと成文化された経営理念に込めた思いを追求する企業が増えていくことは、社会全体が良くなることと信じてこれからもがんばっていきます。

 

~建設業ニュース~

201806-35-2

【基本から学ぶ決算書の読み方講座、受講生募集中】

中小企業大学校関西校にて表題の講座の講師を安田が担当します。
現在受講生募集中です。

◇研修の狙い◇

経営活動の成果を表した決算書を的確に読み解くことは、財務面から企業経営・業務を行っていく上で重要な第一歩です。この研修では、決算書の仕組みや用語の意味、数字の流れなどを理解した上で、決算書から経営体質や今後の課題などを読み取るポイントについて、モデル決算書を交えて具体的に学びます。

研修日程 2018年6月19日(火曜)~2018年6月21日(木曜)

研修期間 全3日(21時間)

受講料  31,000円

対象   管理者, 新任管理者

場所   中小企業大学校 関西校 (兵庫県神崎郡福崎町高岡1929)

詳細は下記ホームページ(QRコード)をご覧ください。

http://www.smrj.go.jp/institute/kansai/training/sme/2018/frr94k000000ewti.html

2018-6 QR